鳥尾佳佑写真展〜穏やかな日向をあなたへ〜「家族のうつわ」

9月18日(水)〜10月6日(日)※23日、24日、30日、1日(月)(火)お休みです。

12:00〜17:30まで

お知らせ9/28、29(土、日) 鳥尾氏在廊予定です。(奈良在住)

関西を中心に写真家としてご活躍の鳥尾佳佑さん
2019年8月から11月にかけて東京 名古屋 京都の3ヵ所で鳥尾佳祐写真展
「穏やかな日向をあなたへ」

を、開催予定です。

第一部 東京 「心の寄る辺 」 art lab Melt Meri 8.23~27日

第二部 愛知 「家族のうつわ 」GALLERY MARQUISE 9.18~10.6 日

第三部 京都 「希望のかけら」 ART FORUM JARFO11.1~11.17日


何かの短編小説を読むように、そして今回は、長編小説を読むように、鳥尾氏の写真を読んで頂けたらとおもいます。
鳥尾氏の眼差しの先にある、そのすくい上げられた時の記憶は多くの方の心の琴線に触れる事と思います。

優しさ溢れる作品を名古屋でご覧頂けたら幸いです。作品たちが会場にて皆様と出逢える時をお待ち致しております。

今回は鳥尾佳佑氏の展開する「ファミリーツリーズ」と「あなたが寝てる間に」のシリーズの中から選ばれた13点の作品により「家族のうつわ」と題して構成された作品展に成っています。

核家族化した都会では、今では見ることが少なく成った様なある家。そこにあるのは日常の何気ない息遣いと家族の歴史の物語。人が生きてきた断片を集めて、知らない場所を見る時、自分自身の思い出と繋がっていく時、それはだれにでも共通しているヒトの記憶と成るのかと思います。年齢、経験、生活環境など、見るヒトによってに見えてくるものが全く違うものになるのかもしれません。年齢を問わず是非多くの方にご覧頂きたい展覧会です。

2919年9/24 朝日新聞夕刊でご紹介いただきました。




写真対象は現実のものであり、かつ過去となったものである。ロラン・バルトは「かつて存在したものが、その直接的な放射物、その光によって実際に触れた写真の表面にこんどは私の視線が触れに行く」と述べているが、鳥尾佳佑のまなざしは「そこにあった」ものと「いまある」私の媒介となって、私のうちにねむる「少々やっかいなもの」の目を覚ます。 彼の光は忘れたい哀しみを刻み、留めたい想いを過去へ流すのだ。その周到にすくい取られた被写体の連なりはおのずとストーリーを喚起し、現在から過去へと遡って実体化することで、見る者に追体験的な共感を促す。鳥尾佳佑の捉える写真は彼の内面が共鳴した事物や場所、光な肌触りであり、その感性は同時代を生きる私たちを揺さぶらずにおれない。 彼もまた「少々やっかいなもの」をうちに抱えているのだろう。その危うさこそが彼の力となり、彼の写真に溢れるやさしさの根源であるに違いない。暗い部屋にこそ穏やかな光は満ちる。       GALLERY wks片山和彦

[ファミリーツリーズ] 

家には今、暮らしている人がいて、また以前にもその家で暮らしている人がいた。 長い年月をかけて続いてきた家にはたくさんの人の息遣いが積み重なっている。 その息遣いが家族となり、そして一族となっていく。 家は人と人とが知らないところで繋がっていく場所になると私は考えます。 壁の傷やシミ、日用品、家具、写真・・・そういったものが人が生きてきた記憶として家に残り、眠っていく。 人が生きてきた断片を集めて、自分と関わりのない場所を見る。 自分自身の思い出と繋がっていくとき、それは誰にでも共通しているヒトの記憶となるのかと思います。鳥尾佳祐


 鳥尾氏の眼差しの先にある、そのすくい上げた時の記憶は多くの方の心の琴線に触れる事と思います。作品たちが会場にて皆様と出会える時をお待ちしております。 優しさ溢れる鳥尾氏の作品を、是非この機会に名古屋のギャラリーマルキーズにてご覧頂けたらと思います。





                                                         


朝日新聞でご紹介頂きました.2019年9月24日夕刊東海地方版展示会情報



TORI no OPPO

写真家鳥尾氏の展開する 素敵な心温まる様な小物シリーズ、TORI no OPPO 。

紙製、布製のブックカバーや栞などの書籍シリーズをはじめ、お手紙シリーズでは、文字を書いた後すかしてみると、その文字達が写真のうえで浮かんで見える様な嬉しい仕掛けのレターセットなど、スペシャル小物達も皆様をお待ちしております。何と、写真がアクセサリーにも成っております!お楽しみに、乞うご期待ください!


写真を布にプリントしたブローチ、シックで大人です!