タシロサトミ個展

7/2(金)〜7/18(日) (月)お休みです。12:00~17:30 最終日16:00 終了です。


タシロサトミ

1975 東京都生まれ

2014 武蔵野美術大学造形学部通信教育課程油絵学科卒業

[主な個展]

ギャラリーQ(東京・銀座、2016,2017,2018,2020)

FAL(東京・武蔵野美術大学鷹の台キャンパス、2019)

space2*3(東京・日本橋、2019)

605画廊(東京・六本木、2017)

[主なグループ展]

2021年「桃の節句 ひいな遊び」美の起原(東京・銀座)

「The 16th TAGBOAT AWARD」ヒカリエ8 CUBE1,2,3(東京・渋谷)

2020年「NAU21世紀美術連立展 奨励賞受賞作家企画展」国立新美術館(東京・六本木)

「女子力展」石川画廊(東京・銀座)

2019年「未来抽象芸術展vol.14」Space ZERO(東京・新宿)、せんだいメディアテーク(宮城・仙台)、福岡アジア美術館(福岡)

2017-19年「NAU21世紀美術連立展」国立新美術館(東京・六本木)

2018年「未来抽象芸術展vol.13」Space ZERO(東京・新宿)

「非思量 日中現代アート対話展」中国文化センター(東京・虎ノ門)

2017年「TAMAVIVANTⅡ2017 ポガティブ」 アートテーク・ギャラリー(東京・多摩美術大学八王子キャンパス)

2016年「第12回三井不動産商業マネジメント・オフィース・エクスビション」三井不動産商業マネジメント(東京・日本橋)

2014-16年「独立展」国立新美術館(東京・六本木)

[受賞歴]

2019「第17回NAU21世紀美術連立展」奨励賞受賞

2018「Independent TOKYO2018 」審査員特別賞

[コメント]

私の興味は、自分と世界がどのように関わったのかにあります。

私たちは目の前の人物や出来事と、どんな関係を結び、いかに干渉しあったかによって、考え、自分の役割を理解し、行動を決定します。

自分の輪郭線を定義するのは、つまるところ世界との関係性であると考えます。

私は自分と世界の境界線上でおきた様々な出来事について思いを巡らせ、毎日変化する両者のせめぎ合いを作品にします。

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タシロサトミ展[patch]

今回の展覧会名はパッチ[patch]です。2つの意味を込めました。1 継ぎ当て用の小さい布、2 修正プログラムです。

いつも私の作品に描いてある破線は、もともと縫い目をイメージしたものです。空いてしまった穴や今にも破けそうなものに、何かを当てがい塞いだり補強する行為と、その痕跡に興味があります。そこには個人的で親密な物語と記憶があり、他者との関わりを通じて世界がどのように形成されていったのかを知るための手がかりがあるように感じます。継ぎ当て用の小さい布を意味するパッチは、私の制作は全てここからはじまったと思うような、出発地点にある言葉のひとつです。

修正プログラムを意味するパッチは、コンピュータにおいてプログラムを部分的に更新修正するための差分データのことです。不具合を改良するために当てがわれるもので、根底にある意味は、おそらく継ぎ当て布からきているのでしょう。プログラムという実体を持たない記号の羅列にも、パッチという言葉を使うところが面白いです。翻って自分に当てはめると、精神構造のバージョンアップなどそう簡単には出来ないので、ちまちまと差分パッチを当てて何とか日々を凌いでいます。そしてこれはずっと続くのだなと感じます。

正解がわからないコロナ禍でなるべく善良でありたいと思いつつ、自分に必要なパッチを吟味し、大量のパッチを貼りつけている毎日です。

ギャラリーマルキーズ

2019年春名古屋市昭和区石川橋にオープンのギャラリーです。