CORVUS 2024 建部弥希 佐藤仁美 山本剛史 山口健児

CORVUS 2024

建部弥希 佐藤仁美 山本剛史 山口健児

4.19(金)−28(日) 月火休廊 12:00-17:30 最終日16:00まで

お陰様でギャラリーマルキーズはこの春、開廊5周年を無事迎えることができました。。ひとえ多くのご縁を頂きました皆様のお陰と、心より感謝と御礼申し上げます。

本当にありがとうございました。

まだまだこれからのギャラリーでございますが 引き続き今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。

2019年の春、ギャラリーマルキーズのオープニングを飾って頂き、その後も回を重ね多くの皆様にご高覧頂いておりますグループ展 [CORVUS]

残念ながら悲しいお知らせがござます。

今年2月メンバーの山口健児さんが急逝されました。すでに展示に向けのご準備もされておられました。

一同、心からの山口児さんのご冥福をお祈りすると共に、ありし日の山口さんを偲び

感謝と深い追悼の意を込め、ご家族ともご相談の上、この度の展示に出品ご参加して頂く事となりました。

是非多くの皆様にもご高覧頂けたらと存じます。どうぞ宜しくお願い申し上げます。


4名のアーティスとがタイトル [CORVUS]のこめた思いとは

「コルブス(烏座)とは春の南の夜空に見る事ができる4つの星で構成される星座。四角い台形の形から帆掛け星と呼ばれています。この帆に春風を受けていずこへと進むように、4人のメンバーによる展覧会です。帆に触れるすべてを皆様と一緒に推進力に出来ましたら幸いです。」


「フォーレのレクイエム」を合唱団で歌った時に感じた、「天上からさす光」のイメージを画布に表せたらと制作を続けておられた山口健児氏の思い、是非会場にて感じていただければとおもいます。

きっと南の空から山口さんも見て下さっていると思います。


◇山口健児
【プロフィール】山口健児
1991 年 東京藝術大学絵画科日本画専攻卒業
(作家コメント)
フォーレの「レクイエム」を合唱団で歌った時に出会った
「天上にさす光のような響き」という言葉。そのイメージを
絵であらわせたらと取り組んできた。求める光は、隔つこと
なく感じることができる光。せめて絵の中でその片鱗
でも表せたらと思い制作している。
【主な個展】
アートスペースコア(東京・永福、1993 年)、
淡路町画廊(東京・お茶ノ水、199す4 年)、
ギャラリー戸村(東京・京橋、1996 年)、
OギャラリーUP・S(東京・銀座、2003-06 年)、
ちばぎんアートギャラリー(東京・日本橋、2005 年)、
AIDEC 東京ショールーム(2007 年)、
ギャラリーなつか(東京・銀座、2007,11,14,16,18,21 年)、
Shonandai MY Gallery(東京・六本木、2008 年)、
K’s Galley(東京・銀座、2009 年)、
ギャラリーマーヤ(大阪、2010 年)、
日仏会館(東京・恵比寿、2012 年)、
コピス吉祥寺アートギャラリー(東京・吉祥寺、2014 年)、
しろがね Gallery(東京・三鷹、2015 年)、
ヒルトピアアートスクエア(東京・新宿、2016-17,19 年)
ハイアット リージェンシー東京(東京・新宿、2018 年)
ギャラリーカフェ手紙の木(千葉・東金、2023年)
【主なグループ展】
1992 年 「第 13 回 十美会日本画 21 世紀大賞展」優秀賞(東京)
「東京セントラル美術館’92 日本画大賞展紀大賞展」(東京)
1993 年 「第 11 回 上野の森美術館大賞秀作展」箱根彫刻の森美術館(神奈川)
「日本新鋭作家展」船橋そごう美術画廊(千葉)
1996,98,2001,07 年 「グループ展」世田谷美術館区民ギャラリー(東京)
2007 年 「福屏風展」日本町ピースプラザ(San Francisco, U.S.A)
2009 年 「ハンウル会 韓日展」韓国文化院(東京・四谷)
2009-13,15 年 「未来抽象芸術展」Space ZERO(東京・新宿)
2013 年 「Nihonga and Color Sensitivity」
在サンフランシスコ日本総領事館
2015,17,19,22年「点の解」横浜市民ギャラリー(神奈川・横浜)
2019,21,22年「CORVUS」ギャラリーマルキーズ(名古屋)
2021「モノクローム展」ギャラリー志門(東京・銀座)
2023「this side. that side」プラスノーション(東京・銀座)


◇建部弥希

 コンセプト

 可視・不可視に関わらず存在するものに興味があり、木漏れ日や陽だまり、そして水面に映る揺らめく光などをモチーフに「時」という抽象的概念を表現しています。時間とともに明確なカタチをとどめることもなく存在し、消滅していく現象、一瞬の形や存在を画布に残したいのです。 

 

画歴

2002 愛知県立芸術大学 美術学科 油画専攻卒業

2004 愛知県立芸術大学大学院 美術研究科 油画専攻修了

 

 ◆主な個展2023 木のなかGallery(豊明/愛知)

2022 かわかみ画廊(北青山/東京)

2021  ARTE CASA(名古屋三越栄店)

2020 詩穂音(日立/茨城)

2019  ioc東京ショールーム(南青山)

2019 イナガキ・コスミックギャラリー(西尾/愛知)

2018,’19 ArtMall(日本橋/東京)2017,’23  スペースプリズム(名古屋)

2016  鯛の子ギャラリー(宮崎)

2015-‘23 画廊若林(名古屋)

2014  ドラードギャラリー(早稲田/東京)

2011-‘19 spectrum gallery(大阪)

2011  ShiftCube,文化フォーラム春日井(愛知)

2005-‘10、2012-‘19、’21、’23 銀座K’sGallery(東京・銀座/2012-14京橋)

 2005-’09 ギャラリー早蕨(名古屋)

 ◆主なグループ展

2022 “韻bloom”和食 懐韻(なつね)(名古屋)

2021  “CROSS OVER Vol.33 & Vol.34” 窯座(台中)、CROWN BUSINESS CENTER(台北/台湾)2021 “CROSS OVER Vol.28” Kalwit Gallery(バンコク/タイ)

2021 “前夜”建部弥希×ナカムラミオ2人展 ハートフィールドギャラリー(名古屋)

 2020 “ARTISTS FROM JAPAN”VIRIDIAN GALLERY(NY/U.S.A)

 2019,2021,2022,2023 “CORVUS”ギャラリーマルキーズ(名古屋)

2014 “光鯱の会”松坂屋名古屋店美術画廊

2011 “台日文化交流展”新北市政府ギャラリー(台湾)

2008-‘23 “アートセッション”愛知県美術館ギャラリー 

2007-‘19 “未来抽象芸術展”Space ZERO(東京/新宿)その他 グループ展多数参加    

 

 ◇山本 剛史 Yamamoto Takeshi

 

1991     創形美術学校版画科卒業

【主な個展】

2010,2011,2013,2015,2017,2019,2022        (銀座/OギャラリーUP・S)

2013 2021        (国立/WATERMAKE arts and crafts)

2014           (名古屋/ギャラリー A・C・S)

2014                (埼玉/ギャラリー恵風)

2015,2018,2023                  (調布/galleryみるめ)

2015,2021               (安曇野/ギャルリー留歩)

2015                   (埼玉/わたなべ画廊)

2016,2017,2018,2020,2021,2023 (日本橋/JINEN GALLERY)

2017 (長野/アンフォンメル中川村美術館)

2017 (佐賀/画廊憩い)

2018                         (川越/ギャラリーユニコン)

2018                        (大阪/ギャルリ プチボア)

2021   (群馬/アートギャラリーミューズ)                                          

 

【主なグループ展】

2012,2014 IMAGINE FUKUSHIMA展 (国立/コートギャラリー国立

2013~2020 ホロニック展 個と全体の調和を図る    (川越/ギャラリーユニコン)2021~2024  ホロニック展 個と全体の調和を図る  (新宿/ロビーギャラリー)2014~2019 LITTLE CHRISTMAS ちいさな版画展 (全国各画廊、美術館にて)2017 玉手箱のある絵画展 (小豆島/MeiPAM)

2018     初夏のうた          (長崎/ギャラリー エム)

2019    さまざまな版画表現展2     (吉祥寺/ギャラリー惺)

2019 版三盆            (鎌倉/galleryジ.アース)

2021~2024  CORVUS     (名古屋/GALLERY MARQUISE)

2022 アートフェアアジア福岡2022       (福岡/ホテルオークラ福岡)

 

【コンペティション】

1992,1995,1998~2010,2017,2019,2022 CWAJ現代版画展 (麻布/アメリカンクラブ)

 

【パブリックコレクション】 

ロサンゼルス・カウンティ美術館, 米国議会図書館 上海半島美術館 鹿沼市立川上澄生美術館

【作家コメント】

日々出会う風景のなかで、このところ椅子やソファーを様々な形式で記録に留めている。

それらを私の中でまず『版』に向かわせてみる。

製版の段階ではきっちりと画面と対峙して構築していくことは大切ではあるが、本当のところ、最後の最後はどこかで自ら手放し、版に委ねてしまう瞬間を待ち望んでもいる。

それは同じ絵を何枚も描いていくようでいて、偶然性の中から画像がこちらに何かを差し向けてくれることを待つのに似ていると思う。

それを受け取り、窯変させて、新たな物語を纏って出現させたいと思い制作しています。

 

今回グループ展CORVUS初参加してくださる

佐藤仁美さん

◇佐藤仁美

名古屋生まれ

2001名古屋芸術大学美術学部洋画専攻卒業

2003名古屋芸術大学大学院美術研究科修了

個展

2001 gallery APA F2(名古屋)

2010発信空間楮はなれ(岐阜)

2015 日常のまどろみ 小さい家(岐阜)

グループ展

2003、06、11 二人展 ギャルリーくさ笛(名古屋)

2008〜2023 ripple ギャルリーくさ笛(名古屋)

2009〜2018、2020〜2023 それぞれの空間表現展 岐阜県美術館(岐阜)

2013 小さい家の26の贈り物 小さい家(岐阜)

2015 ART WITHOUT BORDER newachen gallery(カトマンドゥ)

2017 サマーズ展 BLUE BOX Gallery(岡崎)

2019 それぞれの空間表現展 gallery croquis(岐阜)

コンクール

2022 萱アートコンペ 入選

2023 萱アートコンペ 大賞

作品は、身近なものや景色を題材にして描いています。

特に水や光、風のような刹那的な風景に魅了されます。

たえず形を変え、瞬きをして視界から消えれば、もう思い出せない曖昧なものとなりただ色のシミがじわっと頭の中に残り そしてゆっくり消えていく。

自分のなかのイメージとそういった印象を重ね風景を表現しています。




ギャラリーマルキーズ

2019年春名古屋市昭和区石川橋にオープンのギャラリーです。