[corvus2019]

長谷川栄（ミクストメディア）

/建部弥希（油彩アルキド樹脂絵具）／山口健児（和紙 岩絵具 ピグメント  膠）/山本剛史（ポリエステルフィルム転写）4人のメンバーによる展覧会。2019年4月 オープンのGALLERY MARQUISE初の展覧会です。 4人のメンバーの頼もしい帆に触れ、追い風を受けて、2019年、平成から新しい年に向かうこの春に、GALLERY MARQUISEの門出を飾って頂くのに相応しいタイトルの展覧会開催の運びとなりました。皆様に於かれましても、記念すべきこの春に、素敵な春風を受けられ、アートと人との出会いの場となれますよう、４人のアーティストの作品と共に、ご来廊、ご高覧、心よりお待ち申し上げております。是非お気軽にお立ち寄り下さい。

会期:4/17（水）〜5/12（日）

※4/22 .23（月 火）4/29〜5/7はお休みですのでご注意下さい。
時間:12:00〜18:00 最終日 16:00まで
場所: 石川橋 GALLERY  MARQUISE
オープニングパーティー4月20（土）

16:00〜18:00

建部弥希

山口健児

山口健児

山本剛史

山本剛史

山本剛史

山本剛史

山口健児

長谷川栄

山口健児

[artist statement]

フォーレの「レクイエム」を合唱で歌った時に出会った「天上にさす光りのような響き」という言葉。そのイメージを絵で表せたらと取り組んできた。求める光は、隔つことなく見え、感じることができる光。せめて絵の中でその片鱗でも表せたらと思う。

interference （木製パネル　ピグメント　岩絵具　膠　４１x３１・８cm）

metamorphism（木製パネル　銀箔　ピグメント膠）３０x３０cm

phenomenon（ 和紙　岩絵具　ピグメント　膠）３３・３x２４・２cm 

shim (木製パネル　ピグメント岩絵具　膠）７２・７x６０・６cm 

translucent（和紙　岩絵具　ピグメント膠）３０x３０cm

山本剛史（ポリエステルフィルム転写）

[artist statement]

『人の手で造られたもの』に強く惹かれその一つ『椅子』をモチーフにして暫くたつ。初期は木版と銅板を併用してモチーフを解体し、また包み直すように制作をしていた。そこには人の　’気配’ は無かったと思う。しかし近年、フィルム転写を応用した作品に「何かを待つような、気配を感じる」と言われる事がある。新鮮で嬉しい事だ。椅子の向こうに自由に空間と物語を感じて下さればばいいと思う。出来れば私の知らない物語を読むように。