一周年記念企画 「創造と工芸」
10月14日〜11月1日まで。(月)(火)お休み。12:00〜17:30
新型コロナウィルス感染対策の自粛要請に伴い延期となっていました展覧会をこの度再開の運びとなりました。
土橋隆弘(ガラス)・Kristina Mar(陶)・村上尚美(漆芸)・山田晃一郎(陶芸)・宮崎英彦(ガラス)
2020年4月17日、お陰様でギャラリーマルキーズ は開廊1周年を無事迎える事となりました。ひとえに、ご来場下さった大勢のお客様、素敵な作品を展示してくださったアーティストのみなさん、ご支援、ご協力くださった方々のお陰と心より感謝、御礼申し上げます。
毎回の新しい挑戦と発見のまだまだおぼつかない一年でございましたが、また新たな出発に際して、ギャラリーマルキーズの新しい挑戦が始まります。ガラス、漆など、初めての作品展示にもご期待ください。
今回は、一周年特別記念企画として、扱う素材のジャンルを超えて、それぞれの意図する、創造、あるいは工芸と生活空間における豊かさの可能性についてをテーマに展覧会を開催を致します。それぞれの作家の作品に込めた思いを、是非直に感じて頂きたいと思います会場にて、響きあう、美しい匠の技の共演を、ご高覧のほどよろしくお願い申し上げます。
作家紹介
土橋隆弘(ガラス)
土橋隆弘(ガラス)作品名 "Shell"
(作品コンセプト)
私は、自分自身の内に在る様々な感情・精神・思想を、創作に扱う素材を通して、生命の幻のような儚さ・力強さ・美しさ、というものを求め、作品を通してその内面性を表現していきたいと考えています。 またこれらは、心の中の英知と狂気、夢と現実との葛藤の狭間からイメージは生じ、その具現化が芸術を生み出す力に繋がると考えているからです。 土橋隆弘
村上尚美(漆)
日々暮らしの中でお使い頂けるシンプルでありながら、上質で上品なフォルムとデザイン、長くご愛用いただける作品です。
(作家コメント)
漆器は口当たりが柔らかく、日々使う事でだんだん底光りしてきます。使われる方によって艶が増し
更に良いモノへと仕上がって行くものだと思います。この変化を楽しんで愛用して頂けると嬉しいです。その変化を楽しむことができる器をイメージしながら漆器作りをしております。しっとりとした漆器の肌合いを楽しんで頂けたら幸いです。
宮崎英彦(ガラス)
作品への思い。 現代では昔の日本の伝統的な良き物がどんどん減ってきていると思います。 ガラスも元々は西洋の物ですが、その西洋文化と日本の先人達が 作り上げてきた日本美を融合できないかと考え制作しています。 模様は日本の伝統模様の、角麻を選びました。 和モダンな雰囲気に仕上げております。
Kristina mar(陶芸)
ポルトガル出身の女性陶芸家。現在。京都を拠点に創作活動を行っています。モダンで繊細なデザインがとてもお洒落でクールです。
山田晃一郎(陶芸)
信楽の作家さんです。日々の食卓の為の料理を乗せた時映える器や花器、壁掛けなど暮らしに彩りを添え、身近にお使い頂ける作品を手がけています。
作家紹介
◆土橋隆弘(ガラス)
(作品コンセプト)
私は、自分自身の内に在る様々な感情・精神・思想を、創作に扱う素材を通して、生命の幻のような儚さ・力強さ・美しさ、というものを求め、作品を通してその内面性を表現していきたいと考えています。 またこれらは、心の中の英知と狂気、夢と現実との葛藤の狭間からイメージは生じ、その具現化が芸術を生み出す力に繋がると考えているからです。 土橋隆弘
入選・入賞歴
パブリックコレクション
◆村上尚美(漆芸)
◆宮崎英彦(ガラス)
1980年 神戸市生まれ
2000年 東京ガラス工芸研究所卒業
2001年 EZRAグラススタジオBLOWGLASS塾卒業
2001~2006年 彩グラススタジオ スタッフ・講師
2005年 彩グラススタジオ デモンストレーション
2006年 三田ガラス工芸館 デモンストレーション
2008年 丹波篠山市にて「ガラス工房るん」を設立
2014年 さんだクラフトハウス デモンストレーション
2014~2017年 さんだクラフトハウス 非常勤講師
毎年 個展・グループ展宮崎英彦
(賞歴) 2000年 酒の器展 入選
2010年 第48回 兵庫工芸展 入賞(兵庫県教育委員会賞)
2010年 酒の器展 入選 2011年 第49回 兵庫工芸展 入賞(兵庫県知事賞)
2011年 第49回 兵庫県展 入選
2012年 札幌芸術の森 ビアマグランカイ 入選
2019年 第2回 北近江サケグラス公募展 入選
(作品への思い)
現代では昔の日本の伝統的な良き物がどんどん減ってきていると思います。 ガラスも元々は西洋の物ですが、その西洋文化と日本の先人達が 作り上げてきた日本美を融合できないかと考え制作しています。 模様は日本の伝統模様の、角麻を選びました。 和モダンな雰囲気に仕上げております。
鞠をモチーフにした花瓶
作品名 「流白」
日本には着物や浴衣などと言った織物文化の伝統があります。
一本一本、大小の糸を織り込み様々な美しい物がうみだされており、
その様な糸の流れを表現したく制作した作品です。
流白 酒器・ぐい呑み
黒豆硝子
黒豆硝子とは、 丹波篠山の特産品である黒豆をガラスの発色剤として ガラスに黒豆の灰を溶かし込み発色させたガラス作品です。 現代ガラスの色の工場が縮小などの流れを受けており、 この先どうなっていくのか読めない状況になってきております。 自分達が、この先持続して制作して行く上で、どの様な事が 出来るのかと考えました。 恵まれた事に、私達が住む丹波篠山市は特産品が多々ある街で、 その中でも全国的に有名な黒大豆(黒豆)があります。 他の特産品よりも自分達で自家栽培がしやすい点も大きかったです。 自分達で栽培でき制作する、自給自足のガラス作品となりました。
黒豆硝子 浅鉢
黒豆硝子の淡い色彩が映えるデザインにしています。
表面にはモール模様をほどこしており、キラキラと綺麗な輝きや
影の美しさも楽しんで頂けると思います。
普段使いにも、はれの日の特別な器としてもご利用して
頂けると幸いです。
◆Kristina Mar(陶芸)
1988-90年 オポルト美術学校彫刻
1990-93年 アジア旅行/マカオでグラフィック・デザイナーとして活動
1993-94年 滋賀県立陶芸の森に研修作家として滞在
個展
グループ展
石膏や釉薬でモダンで斬新なデザインに仕上げたオブジェや繊細でお洒落な器などで多くのファンをを持つポルトガル出身の女流陶芸家クリスティーナマールさん。京都在住、国内外で展示会開催しています。
◆山田晃一郎(陶芸)
0コメント